日本までよく飛んでくれました

イメージ 1今回の旅で、私は初めてKLMオランダ航空を利用しました。日本までよく飛んでくれました。無事帰れてよかった、といつものことながら有難く思います。
 
行きの飛行機は、2時間近く離陸が遅れました。エンジンの不具合で部品交換、その交換部品の到着待ちと、装着後飛行までに1時間は必要とのことで、飛行機に乗り込んでからそのまま1時間45分くらい待ちました。
 
遅れた分、普通より速く飛びます!、との機長さん直々の力強いドイツ語アナウンス。(これは、ただいまの機長のお話は・・・という日本語アナウンスでは言及されませんでした。)その通り、到着は1時間遅れくらいですみましたが、すでに私の乗り継ぎ便の搭乗時間は5分後に迫っていました。
 
広いスキポール空港を早足で歩いて歩いて、ようやく手荷物チェックのところに行き着くと、何やら私の小さな手荷物スーツケースがエックス線検査でひかかって止められているではありませんか。そのまま次々お客が来るのでなかなか私の荷物は再度のエックス線を通れずに置かれたままになっていました。たまりかねて、急いでください、と催促すると、ようやく私のバッグが、もう一度エックス線をくぐって来ました。その画面を係員のお兄さんが2人がかりで見入っています。それで何だかギザギザしたのがここのところにある、という結論に達したようで、荷物を開けるというのです。その係のお兄さんが取り出したのは、三段式の折り畳み傘でした。ぜ~んぶ広げて傘をさしてみて危険物でないと納得、今度はその三段式がなかなかたためないお兄さん。そんなことをしているうちに私の搭乗時間はすでに過ぎようとしていたから、あとは自分でたたみま~す、と受け取って、全速力で走りました。
 
搭乗口にたどり着くと、搭乗時間とは名ばかりで、みんなのんびり座って待っていました。寒いドイツに乗り込むというので、あたたかい装備をしていた私は、すでにここで夏のように汗をかいていました。そもそも空港というのは、今や大抵は冷暖房完備ですから、年中気温がほとんど一定に保たれていて、夏服でも冬服でもよいようになっている気がします。
 
そんなおかしなハプニングは往路にありましたが、無事に旅も終わり、感謝です。