2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

梅干と海苔でなくチーズを?!

ドイツを初めて訪れたきっかけは、あるドイツリートの講習会に申し込んだことだった。期待に胸を膨らませ、7月中旬の出発に備えて格安航空券も見つけ、準備万端の6月のある日、我が家の私の部屋の私の机の下では、猫がお産を初めて、順番に産まれているとこ…

森鴎外とベルリン

今日、グルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」に、森鴎外が文語体の日本語で訳詞を付けたオペラ「オルフェウス」が初演された。 古典派グルックの崇高な様式美を持つ音楽と、森鴎外の格調高いだけでなく、あふれるような抒情性を持つ流麗で美しい…

蚊のこと

今日、庭で我が家の子猫と遊んでいて、蚊に刺されたので思い出したのだが、ドイツに留学中、虫刺されの薬をまったく常備する必要がなかった。日本で悩まされる蚊がいなかった。冬は寒すぎるからかもしれないが、夏にも居なかったのは不思議だった。乾燥して…

ハーブ、薬草の効能

ドイツ家庭ではハーブが料理にふんだんに使われる。テレビの料理番組を見ていても、お肉のローストに、あれやこれやハーブの名が出てきて、張り切って見ていても、途中で訳が分からなくなってしまうほどだった。 日本でもお料理にいろいろな香り物は使われる…

くしゃみをすると・・・

ドイツで人前でくしゃみをすると、すかさず周囲から「ゲズントハイト!(Gesundheit!)」という台詞が飛んでくる。これは「健康」という意味の名詞である。くしゃみをした本人はそれに「ありがとう。(Danke)」と答える。くしゃみをした人のほうから先に何かを…

ボンの森

写真がボンのユースホステルだ。街から市バスで20分くらいの郊外にあった。オペラの帰りもバスで帰った。空いている深夜の道路をバスは快速に飛ばす。車内放送で停留所の名が聞こえたらボタンを押すとバスがとまってくれる。すると、とまったのは真っ暗なと…

復活祭とドイツの春

復活祭目前の3月末の木蓮の花。ボンにて。 私はかねてからドイツの春は5月に突然やってくるのだと聞いていた。でも実際、ドイツで春が巡ってくるのを3回経験してみて確かなことには、毎年キリスト教の暦によって多少変動はあるものの、3月末から4月上旬に設…

ベルギーのチョコ老舗レオニダスの出店

ベルギーはチョコレートで有名だ。日本ではゴディバが第一人気だが、地元ではレオニダス派も多い。最近は日本にも数箇所で手に入る。 この写真の旗の出ている家は、1階がレオニダスショップとなっている。エアランゲンの街で散歩中に見つけた。散歩といって…

薔薇窓のローレンツ教会

ニュルンベルクのローレンツ教会は薔薇窓と呼ばれるステンドグラスで有名だ。写真の教会入り口の大きなアーチの上の大きな丸いところが、教会内部から見ると美しいステンドグラスとなっている。 ニュルンベルク近くの街に公演で訪れた。旅巡業?!の間に秋から…

ニュルンベルクのからくり時計

中央広場のフラウエン教会はゴシック時代の建築物。空に向かうたくさんの縦のラインが印象的である。 お昼の12時にはからくり時計が動き出して、カール4世と7人の選帝侯が出てくる。写真はその登場人物たちが時計の中に退場していくところだ。

ニュルンベルクの自転車

ニュルンベルクの街、セルバルドゥス教会の入り口前から撮った一枚。写真奥に向かって石畳の道も丘陵のように上り坂になっている。自転車で走る見知らぬお兄さん。 日本では、ハンドルがサドルより高く、頭を高くしたまま乗ることのできる通称「ママチャリ」…

デュッセルドルフのユースホステル

デュッセルドルフもライン河辺の街である。日本企業の進出でも知られるが、自然と都市とが不思議に調和したなかなかよい街だ。ユースホステルは写真の土手に面した家並みに沿った道の果てにある。(土手に散在するのは放牧中の本物の羊です!!!)その道を何度…