#その他祝日、記念日、年中行事

アプリコットジャム入りチョコレートケーキ

最近ウィーンに旅行した友人のフェイスブックでの写真に触発されて、懐かしい思いでが蘇り、ウィーンに行ったときの自分で撮って来た写真を改めて眺めてみたり、ガイドブックの記事を興味深く読み直してみたりと余念がない。私は得に夢中になったときの集中…

ケルトからワーグナーまで

さて、先の記事にケルト遺跡の博物館のことを書いた。ところで、改めて、ケルトなるものを世界史辞典で調べてみると、興味深いことが書いてある。ケルト人は古代インド=ヨーロッパ語族のひとつ。紀元前10世紀ごろから現住地のライン・エルベ・ドナウ河の間…

ケプラーの街ヴァイル・デア・シュタット

シュトゥットガルト留学時代の古い写真をスキャンしている。2003年のものだから、もう10年も前だ。郊外にヴァイル・デア・シュタット(Weil der Stadt)という古い街があった。ここにはシラーの生まれたマールブルクと同様に、城壁も残る歴史的な佇まいがあ…

水戸光圀の塔@ドレメ通り

先の衣装博物館前の小さな庭に、何やら不思議なものを見つけました。大きな灯篭のように見えます。説明書きによると、これには徳川家の紋が入っており、水戸光圀(1628ー1700)の命により鋳造された塔、とあります。その後、高橋是清が赤坂の自宅に移し、さら…

衣装博物館@ドレメ通り

そのドレメ通りをさらに進んでゆくと、また左手に何やら古い装いの建物が見えてきました。これは杉野学園衣装博物館、とあります。 ミラノのスカラ座博物館で、舞台衣装の展示を見たことをふと思い出しました。日本にもこんなものがあったのですね・・・ここ…

ドレメ通り散策

目黒の駅近くに、通称ドレメ通り、という服飾学校校舎の並ぶ通りがあります。昔はドレメ、今は学校法人杉野学園が経営する杉野服飾大学、同短期大学が校舎を構えている様子です。そのドレメ通りを歩いていくと左側に写真のような洋館が見えて来ました。今時…

優雅なひととき@デパート

コンサート帰りに、半蔵門線の三越前駅がちょうど乗り換え駅となった。あそこは乗り換え時に一度改札を出ると、30分以内なら、出歩けてしまうので、つい地上の日本橋の風景を眺めてみたくなり、上へ上がった。日本橋を脇目に、三越本店前に差し掛かると、出…

エルダーフラワーのこと

先日、お店でスイスから輸入のリコラキャンディーを目にしたとき、いつも買う味とは違う種類のものを初めて購入しました。紫色のパッケージのエルダーフラワーというものです。ほかのリコラのシリーズと同様に、スイス原産の13種のハーブに、このバージョン…

強者どもが夢の跡?!

ところで、私たちは今回、ウィーン楽友協会ホールの立ち見席でウィーン・フィルのジルヴェスターコンサートを鑑賞したわけですが、まずは、この写真に見えますバーをご覧いただきたいと思います!これは左側かなたにある舞台に向かって、立ち見席の左右の空…

シュテファン寺院のマリア様

シュテファン寺院のマリア様、またウィーンに来られました!ありがとうございます!!お礼のご挨拶をして、シュテファンをあとにして宿に戻ります。いつ見ても壮麗な寺院です。

お馬さんたち

寺院わきには、観光用の馬車が何台も控えています。お馬さんたちはとても従順に並んでいました。ふと車を避けてお馬さん側に行ってしまったときには、びっくりさせないように気をつけてそっと側を歩きました。今日もご苦労様です!

東京スカイツリーとワーグナー

今日になって、「東京スカイツリー5月22日開業」の文字が東武系列のポスターで目に留まりました。5月22日とは見覚えがあります。そうです、ワーグナーの誕生日だった日です! うちでバラがたくさん咲いたと喜んでいましたが、スカイツリー開業というビ…

万霊節の日に

最近、電車に乗る日が増えて、おかげで昨年の夏以来、読んでいたダンテの『神曲』をついに読破しました。昨夏、「地獄編」、ついで「煉獄編」、その後、「天国編」を読み始めたところで、なぜか穏やかな天国は、さして問題ないような気がして安心してしまい…

よき知らせを受けた土地

私が留学していたシュトゥットガルトはドイツの南西部、バーデン・ウュルッテンベルク州の州都です。1864年、借金に追われてウィーンから抜け出して逃亡の旅をしていたワーグナーは、その途上、たまたまシュトゥットガルト滞在時に、バイエルン王ルートヴィ…

聖書のお話

シューマンとカール・レーヴェは、シューマンのほうが14歳若いが同時代に生きた同時代人であった。 シューマンの主宰した「新音楽時報」の最初の号に、カール・レーヴェのオラトリオ「青銅の蛇 Die ehrne Schlange」についての文章が(シューマンの筆ではな…

トーマス教会での安らぎ

ライプツィヒのトーマス教会。前の祭壇、右側の床にはバッハのお墓もある。このときは、夕刻の礼拝の前なので、そこへ見学に入ることはできなかったが、10年くらい前に一度見たことがある。 先の記事のゲヴァントハウス演奏会の当日券を入手したあと、開演時…

ライプツィヒの包容力

写真は夕暮れ時のライプツィヒ、ゲヴァントハウスと、ライプツィヒ大学の高層ビル。ここには写っていないが、向かい側にはライプツィヒ歌劇場もある。 ライプツィヒ大学に私はまだ足を踏み入れたことがないが、高層ビルで大層モダンな大学である。ドイツより…

薬用サルビア

ドイツには薬用サルビアを使ったキャンディーやお茶がある。いわゆるハーブキャンディ、ハーブティのひとつだ。日本には、「サルビアは赤い花だわ!」と始まる情熱的な歌曲もあり、真っ赤な花のイメージだが、このドイツの薬用に使われるサルビアは、パッケ…

ボンの王立博物館は恐竜展

かねがね私は恐竜にとてもロマンを感じる。 人類の存在以前に地球上に広く存在し、そしていつの日か絶滅した。 先行きのわからない人類の先輩のようにも思えるし、その進化の過程には夢もある。 ボン王立博物館ではちょうど恐竜展を開催していて、大人に連れ…

お花にレストラン

演奏会後のことまでは頭が回らず、何も計画していませんでしたが、いざ終わってみるとお腹が空いた、ということで、共演のピアニストご夫妻とご一緒に、夜10時半を過ぎても入ることのできるレストランを探しました。 ベートーヴェンハウスの方から前もって何…

ラインの山城

これもライン河対岸に見えた山城です。 こういうところがホテルになっている場合もあるようです。 いつかそんなのんびりとした旅をしてみたいものです。

オペラの休憩時間

シュトゥットガルト滞在中ようやく一晩だけ、しかも最後の晩にオペラを見ることができました。演目は「トゥーランドット」でした。フィギュア・スケートの荒川静香さんが、このオペラからのテノールのアリア「誰も寝てはならぬ」にあわせて華麗なイナバウア…

レオニダスのチョコレート~復活祭休日第一日に~

ベルギーのチョコレート老舗レオニダスのことは前にも書いた。 今回、ドイツ、ボンへの旅は、飛行機がアムステルダム経由だった。乗り継ぎに時間のあった帰りに、飛行場内を散策していると、この懐かしいレオニダスのチョコレート売り場に出くわした。 以前…

ロッシーニの誕生日2月29日

2月29日がやってきた。4年に1度の日。 イタリアの作曲家ロッシーニの誕生日でもある。 現在、入試シーズン。私が音楽大学を受験したとき、直前に風邪で熱を出した。当然、鼻も咳も出てきたから歌えない。毎日秒読みで、今日治るか、明日治るか、とはらはらし…

お祝いの花アマリリス

最近、アマリリスの球根の鉢植えが、500円玉とちょっとくらいのお値段で売られていたので、箱に入ってたくさん積み上げられた中から、ひとつ買ってきた。近いうちに芽が出て来るそうで楽しみにしているが、今のところまだ何も出てこない。 アマリリス、ねぎ…

メーデーは祝日でした

今日は、はや5月1日。メーデーです。ドイツはもちろん、ヨーロッパではこの日は祝日でした。

母の日ハハハ

5月14日は母の日です。お花屋さんはカーネーションを買いに来るお客さんで込み合い、スーパーにもカーネーションの花束が並んでいました。 ところで母の日はプレゼント商戦に利用された商業的な祝日であるとの批判も聞いていましたが、ベルギーでもドイツで…

ジュリアス・シーザーの思い出と共に

ジュリアス・シーザーがポンペイウスの骨壷を前にして、「昨日までの覇者も、今日はこうして塵となり骨壷におさめられるか」と、一人歌うシーンがあった。 これは中学か高校のときに暗記させられた平家物語の有名な次の部分にそっくりだ。 祗園精舎の鐘の声…

おんぶする猫

1月23日、昨年審査を終えた博士論文を、義務である国会図書館提出用の製本をすべく、馴染みのあった三田の製本業者に持ち込み、24日水戸に祖母のベットを訪ね、25日上野の学校に出勤するも全日の悪寒の後、夕方には発熱、職場では知恵熱?!と仰って頂いたも…

収穫感謝祭Thanks Giving Dayの食卓に

11月23日はアメリカでThanks Giving Dayという収穫感謝祭の祝日です。今日はアメリカのペンシルバニア州出身の日本にご滞在のご家庭で、素敵な食卓にご招待いただきました。(ベンシルバニアにはドイツと似た風景、街並みがあり、ドイツからアメリカに来た多…