2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ニーチェの石碑@スイス

スイスのシルス湖畔にニーチェの詩が刻まれた石碑の埋め込まれた岩があり、訪れたことがある。ワイマールでのマスタークラスに参加して演奏会も終えた後、ちょうどスイスでバカンス中の、ドイツ留学中お世話になったドイツ人のおばさまを訪ねて、スイスまで…

ケルトからワーグナーまで

さて、先の記事にケルト遺跡の博物館のことを書いた。ところで、改めて、ケルトなるものを世界史辞典で調べてみると、興味深いことが書いてある。ケルト人は古代インド=ヨーロッパ語族のひとつ。紀元前10世紀ごろから現住地のライン・エルベ・ドナウ河の間…

ケルトの文化

シュトゥットガルトから北へ向かうSバーンに乗って5駅目で、お城のあるルートヴィヒスブルクに着く。(先の記事のアスペルクはその一つ先だ。)ルートヴィヒスブルクのバロック建築のお城の広場に開かれるクリスマス・マーケットは有名で、ユスティーヌス・…

「ます」の逸話~アスペルクと詩人シューバルト

知らない人はいないほど、日本でも定着しているシューベルトの「ます」。オリジナルのドイツ語詩による歌曲はもちろんのこと、器楽の五重奏曲でもすっかり有名だ。ところで、この歌詞となっている詩を書いたのはシューバルト。ミスプリではなくて、本当にシ…

ケプラーの街ヴァイル・デア・シュタット

シュトゥットガルト留学時代の古い写真をスキャンしている。2003年のものだから、もう10年も前だ。郊外にヴァイル・デア・シュタット(Weil der Stadt)という古い街があった。ここにはシラーの生まれたマールブルクと同様に、城壁も残る歴史的な佇まいがあ…

バラに実がついた!

いつからだったか、バラに実がついている。 今年咲いた沢山のバラの花のうち一輪を、花が終わっても切らずに残しておいたところ、気がつくと、このように上から赤い実の端が顔を見せている。花の「がく」だったところが緑の皮に包まれたまま、膨らんでいるの…