2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道かぼちゃ

ドイツでは北海道かぼちゃ(ホッカイドウ・キュルビス)が売られています。北海道からの輸入ではなく、この種類をドイツでも栽培しているようです。 有機栽培の野菜しか買わない、というドイツのおばさまは、北海道かぼちゃをご愛用でした。 北海道かぼちゃ…

これが氷河だ

氷河、氷河、これが氷河なんです。 ここは、大きなカウベルを首に下げたお牛さまたちがくつろぐ高地です。標高2006メートルでした。氷河が融けた水は写真の湖のように白く濁っています。ビアンコ(Bianco)湖です。 小川にはミルクが流れていて、という歌詞…

ロマンシュ語の文化

ここスイスのエンガディン地方は、スイスの四つの公用語のうち、今では非常に貴重なロマンシュ語が使われている地域です。村の家々の壁には絵が書かれ、さらにどの家にも側面の壁に「・・・の家」という意味の「chesa ...」と書いてあります。文字はアルファ…

将来は自家用飛行機で

目的地の駅に着きました。ホームに電車が滑り込むと、おばさまが立っているのが見えました。本当にYumiは乗っているだろうか、と心配そうにも見えました。こうしてめでたくスイスで再会できました。写真の眺めはこの村からのもので、小型飛行機用の飛行場も…

複線から単線に

スイスといっても下界は暑く、しかも乗り換えてからの電車は、山向け?で冷房なし。日はさんさんと射し、こんなに暑くてはもう世も末か、と思うほどでした・・・。日の射してくる座席にはいられなくなって、ドアのあるデッキのほうに出て、開け放たれたドア…

スイス鉄道の旅

ドイツ、ワイマールのマスタークラスに参加したあと、ちょうどスイスでバカンス中の知人を訪ねました。この知人とは、70過ぎのドイツ人のおばさまです。かつてシュトゥットガルトに留学中、フィッシャー・ディースカウさんの講習会があるというので、街の銀行…

カテリーナ教会と東京の人口のこと

ところで東京の人口は何人?この7月の発表では1千2百6十3万人とのこと。ドイツに留学した当初、シュトゥットガルトを山手線の一駅、そう、池袋くらいかな、と言い放って、日本の方からは言いえて妙と喜ばれ、ドイツの知人たちからは、東京はそんなに大きいの…

ゾフィー・フォン・シャルロッテ

写真はベルサイユ宮殿の庭のようでありますが、これはベルリンのシャルロッテンブルク城の庭園です。真ん中はこのようにフランス式、両脇はイギリス風庭園となった、折衷様式の庭園をもつお城です。 フリードリヒ3世(1701年よりプロイセン王フリードリヒ1世…

カール・ツァイスの街イェーナ

光学レンズの制作で知られるカール・ツァイスの街イェーナ。カール・ツァイスはこの街でレンズの工房を持ち、店を構えました。光学博物館では、当時のツァイスの事務室(秘書もコンピューターもなく、ひたすら事務処理も自分でこなしたそうです。)、そこか…

ベルリンの並木道

ワイマールでのマスタークラスのあとは、帰国までの限られた時間に、久しぶりのドイツで果たしたい事が山積みでした。何よりもお世話になって長らく会っていない人たちに会いたい、という思いがありました。ほぼすべての人に再会でき、しまいには地下鉄から…

練習の途中に

これはマスタークラス期間中、10時から昼休み1時間をはさんで16時までのクラス終了後、復習をしていた夜、校舎の練習室からの風景です。夜8時ごろですが、まだこのように明るいのです。 正面に見えるピンク色の建物は、ゲーテが思いを寄せて慕い、13年間親交…

ワイマールの陽光

7月、ドイツのワイマールにあるリスト音楽院主催のマスタークラスに参加しました。私が参加したのはドイツリートのクラスで、講師はテノール歌手で2005年12月で歌手としての現役を引退されたペーター・シュライアーさんでした。 まずは初日に講師の先生の前…