2009-01-01から1年間の記事一覧

薔薇が咲いた

前の記事に書いた、昨年2月のワーグナーのオペラ公演で、演出家の方から出演者一同、一輪ずついただいた薔薇の花。切り花だったものから芽が出て、土に植え付けて根付いた後に、緑の葉をつけながら成長していたが、何と、ついにこの9月に花が咲いた!土に根…

ワーグナーの誕生日と薔薇

今日は、作曲家リヒャルト・ワーグナーの誕生日だ。机の上に飾ってある、ドレスデンみやげのワーグナーのマイセンの素焼きメダルを久しぶりに手にとって、ついた埃をはらったりしていたら、生年月日が1813年5月22日と書いてあった。今日だ! 先日の5月7日に…

5月7日ブラームスの誕生日に

5月7日はドイツを代表するヨハネス・ブラームスの誕生日。私の今年のソロ・リサイタルはその日にあわせて、ブラームスの歌曲による夕べになった。 最近、おもしろいことに、携帯に自分の生年月日を登録したら、曜日まで出てきた。私が生まれたのは月曜日だっ…

AUという村

先の記事のエンガディン・トルテのおかげでスイスを思い出し、想いがヨーロッパに飛んだ。 ところで、スイスのお隣、オーストリアの山村にAUという村がある。これを私は、ヘルマン・プライがかつて始めたオーストリアの山村シュヴァルツェンベルクでのシュー…

エンガディン・トルテ

先日、東京麹町にある母校に恩師を訪ねた。その折、近くで手土産を、と思ってあたりを見回す。ちょうどビルから通りに出てきて、タバコを吸って休憩なさろうという方に、「この辺にケーキ屋さん、ありませんか?」と聞いてみた。するとすぐ近くに、有名なパ…

歩いて30分はすぐ近く

東京にいると徒歩15分というのがせいぜい最大限の徒歩許容時間で、それ以上だと、何かしら最寄り駅を探して交通機関を利用し、もっと近くまで行ってから少しだけ歩く、というのがまあ普通のような気がする。 ある夏休み、オーストリアのチロル地方でのマスタ…

塾生皆泳

最近、上野の博物館で福澤諭吉展が開かれていた。 この一万円札の顔となっている福澤諭吉は、私の母校の一つである慶応義塾の創設者だ。大学では今も「先生」は福澤諭吉のみにつけられる敬称で、休講掲示など、どんな偉い先生もすべて「君」よばわりになって…

未来都市の駅?

この、ホームにガードのある未来都市のような東京メトロ南北線の駅には、いつも胸躍ってしまう。銀河鉄道999に夢中になっていた頃の気持ちになぜか戻ってしまうのだ。私のメサイア週間、これに乗って白金台の明治学院チャペルへ通った。

島崎藤村と明治学院記念館

島崎藤村も学んだという明治学院記念館。歴史あるこの大学は国道一号線沿いにある。

メサイア in 明治学院チャペル

今までにも演奏会を聞きに行ったことのあった白金台の明治学院チャペル。歴史に残る建物であることは前に記事に書いた。この3月、明治学院バッハ・アカデミーのメサイア演奏会でアルトのソロを歌わせていただき、数日間、このチャペルに通った。私にとっての…

東京タワーと空の色

私が2年生から卒業まで3年間通った大学キャンパスからの東京タワーの眺め。久しぶりに訪問した冬のある日、図書館から出たときに、綺麗だなあと思って写した1枚。夕方から夜にかわるちょうどその頃の空の色は、東京でもこんなに素敵な色になる。

うぐいすの声

昨日の朝、この春初めてうぐいすの声で目が覚めた。今日の朝も聞こえた。毎年、最初のうちは、「ケキョ、ケキョ」だけで「ホー」と長く伸ばすところがないときもある。でも今年は、初っ端からきちんと「ホーホケキョ」と定番どおりで聞こえた。もうどこかで練…