2010-01-01から1年間の記事一覧

ライプツィヒのゲーテ像

ライプツィヒの市庁舎の裏手にある中庭のようなナッシュマルクトという広場には、ゲーテ像がある。とても若々しい姿のゲーテだ。フランクフルト生まれのゲーテは、ライプツィヒ大学に学ぶためにライプツィヒにやってきた.。この後、ヨーロッパ中に名を馳せる…

クラーラ・シューマンのお料理ブック

写真のような螺旋階段を昇っていくと、2階の入り口にこんな玄関が見えてきました。シューマンの住まいのフロアへの入り口です。少女時代のクラーラがそのまま蘇ったかのような、何ともかわいらしい女性がちょこんと受付に1人座っていました。受付の台にはシ…

シューマンの仕事部屋からの眺め

ライプツィヒのシューマンハウスの続きです。この空間はシューマンの仕事場だったお部屋です。当時の面影はなく、がらんとした内装で、おかれているピアノも本物ではなく、展示に利用されているモニュメント的な飾りものです。それで、窓の外には現在、子供…

シューマンの家の音楽サロン

これはライプツィヒのシューマンハウス内に再現された音楽サロンです。シューマン夫妻は住まいの中にこのような小規模のサロンを持ち、ここで音楽の夕べを開いて友人たちの集う場となっていました。このライプツィヒのシューマンの住まいを訪問した当時の音…

シューマン&クラーラの新婚の家 in ライプツィヒ

これは、ロベルト・シューマンがクラーラ・シューマンと結婚した当初から4年間暮らした家、ライプツィヒのシューマンハウスです。見学を終えた夕暮れ時に撮影しました。修復工事を経て、2階のシューマン一家の住まい部分が展示室として公開され、それ以外の部…

マーラーの「亡き子をしのぶ歌」に寄せて

マーラーは1901年夏、41歳のとき、リュッケルトの詩「亡き子をしのぶ歌」の作曲に取りかかった。この詩は、リュッケルトがエアランゲン在住の間に、相次いで亡くした2人の息子と1人の娘を偲んで執筆し始めた一連の詩からの5編である。(リュッケルトのこと…

ブログを昨年、本にしたこと

このブログは匿名で書いていますが、昨年5月28日付けで、一度、インターネットからブログを本にするサービスを利用して、3冊だけ本の形で発行しました。読んでくださる知人に無料で貸し出したりしています。自己紹介のようなものですね。その本のほうは題名…

ワーグナー・ローズ

ここ数日、薔薇が華麗に咲いています。陽射しが強いので、木陰に入れました。発色も美しく、生命力を感じます。2008年2月に一輪の切花だった薔薇がここまで育ち、感動です。 この一連のお話を、スイスにも共に旅したドイツのおばちゃまにお電話でご報告した…

もうすぐ薔薇が咲く

もうすぐ薔薇が咲きます! 最初、一輪の薔薇だったとき、もう少し淡い、黄色に近いようなオレンジ色でした。今、蕾から顔を出しかけているのはそれよりも濃い色です。花開くのが楽しみです。2年と少し前、ワーグナーのオペラ「ワルキューレ」の舞台初日にい…

薔薇の全貌~2010年の場合~

これがその薔薇の今年の全貌です。 大きな二つの枝から成っていますが、これらはすべて、一輪の薔薇から生まれたものです。 一輪の切花だったのは2008年2月、それから2009年9月の花を経て、当初から2年3ヶ月経った現在、こんな風に今年の花を咲かせようと、…

薔薇のその後

プレゼントでいただいた一輪の薔薇から芽が出て、それを土に植えたら根付いて育って花をつけた、という記事を昨年書いた。その薔薇が、今年も元気に葉を広げて成長している。そして、ついに蕾がついた。今のところ二つ。写真はそのうちの一つだ。昨年は一輪…

チューリップと猫

オランダといえばチューリップ。 今回の旅で乗り継ぎ空港となったアムステルダムのスキポール空港では、紙袋一杯にチューリップの生花を束ねて入れたものが売られていました。あんなお土産も素敵、と思いながら買わずに帰宅しました。 思えば、うちの庭にも…

薬用サルビア

ドイツには薬用サルビアを使ったキャンディーやお茶がある。いわゆるハーブキャンディ、ハーブティのひとつだ。日本には、「サルビアは赤い花だわ!」と始まる情熱的な歌曲もあり、真っ赤な花のイメージだが、このドイツの薬用に使われるサルビアは、パッケ…

青空に桜

今年の桜もそろそろ終盤だ。 それにしても、淡い色合いの桜の花を爽快な青空と一緒に撮影できる機会は、あるようでなかなかない。春は、それこそ花曇、というお天気具合が多いのだ。 昨日は、こんな綺麗な青空の下、桜を見ることができた。 今年も一年、がん…

千鳥ヶ淵の桜の枝ぶり

千鳥ヶ淵の桜は、水面に向かって枝が伸びている、その枝ぶりも魅力です。公園の並木にあるような、すべてが上を向いている桜とは少々様子が違います。 ボートも見えて、ロマンチックです。

千鳥ヶ淵の桜

これぞ日本の桜!今日は、満開の千鳥ヶ淵に行くことができました。(お仕事関係、演奏会ではないが、歌った帰り道。) 日本の桜はヨーロッパでも有名で、小さな街にも日本との友好の印で日本の桜が植えられていることもあります。でも数本という単位ですから…

成田空港の麻薬検査犬

この旅で二枚目のお犬様の写真は、何と帰り着いた成田空港の荷物を待っているところで、空港の麻薬検査犬だった。 可愛いのだけれど、こういうときは犬に話しかけてはいけないんだろうなあ、と我慢して、写真に収めた。職務、ご苦労様でした。 この犬に付き…

日本までよく飛んでくれました

今回の旅で、私は初めてKLMオランダ航空を利用しました。日本までよく飛んでくれました。無事帰れてよかった、といつものことながら有難く思います。 行きの飛行機は、2時間近く離陸が遅れました。エンジンの不具合で部品交換、その交換部品の到着待ちと…

タイヤが出てきた

わ~、私の席のすぐ脇で、タイヤが出てきました。このタイヤの軸が下に向けてまっすぐになります。もうすぐ着陸です。 これだから窓際は楽しいのです!

こんな風についているタイヤ

シティホッパー50の機体にはこんなふうにプロペラの下にタイヤが付いている。なんとも面白い作りだ。着陸の衝撃でプロペラのところだけ取れちゃったりしないのかな、何て心配になってみたり・・・。そんなわけはない、きちんと設計されているのだ。こういう…

プロペラで快適に

バスが行き着いた先の飛行機はこれ。シティホッパー50という、KLMオランダ航空で一番小さいタイプの旅客機だ。プロペラが外についている。 ヨーロッパ内路線はこういう小さな飛行機の移動が殆どだ。留学中、シュトゥットガルトからウィーンに飛んだときも…

飛行機までのミニバス

今日乗るのはどんな飛行機なのか。 搭乗口から小さなバスで飛行機の側まで向かう。ミニバスの中から撮影。排気ガスの臭い、飛行機のキ~ンというエンジンの音、そして見知らぬインターナショナルな人々に囲まれながら、あの人たちはスーツ姿でびしっときめて…

空港までのバス

ケルン・ボン空港までのバスは、ボン中央駅前のバス停から出ている。空港に着いて下車したとき、一枚記念に撮っておこうと振り返って、バスのほうを見てシャッターを切ると、ちょうど降りてきた赤のポロシャツ姿の運転手さんが写った。「え~、僕も入れて撮…

ケルン・ボン空港

ケルン・ボン空港の建物の一番上には、宇宙船みたいなおもしろい形のものが付いている。考えてみれば、どこの空港にもある管制塔なのだろうと思う。いつも成田空港などには地下から到着してしまうから、空港を外から近くで見ることがあまりなかった。 この空…

ボンの王立博物館は恐竜展

かねがね私は恐竜にとてもロマンを感じる。 人類の存在以前に地球上に広く存在し、そしていつの日か絶滅した。 先行きのわからない人類の先輩のようにも思えるし、その進化の過程には夢もある。 ボン王立博物館ではちょうど恐竜展を開催していて、大人に連れ…

ボン特別列車運行

私の演奏会を聴きに遠くから来てくれたドイツ人の旧友を、ボンの鉄道駅までお見送りしたあと、今回のドイツ滞在最後の午後を、あと少しだけ楽しむことにして、地下鉄に乗ろうと地下に降りると・・・ お座敷列車かと見紛うような不思議なレトロ調の車両がホー…

昔、何に使ったんだろう

ベートーヴェン生家の中庭側の壁に不思議な装置が見えます。 これは何に使ったものなのか、見学したときはドイツ人の旧友が一緒でしたが、わかりませんでした。 中にいたおしゃべり好きなベートーヴェンハウスのガイドのおじいさんに聞けばよかったのに、忘…

べートーヴェンはここで生まれた

ベートーヴェンの生家です。生まれたのは一番上の屋根裏の部屋だったそうです。今も中から見られるようになっています。 何度も訪ねた場所で、写真掲載もこれが初めてではありませんが、今回の旅の記録にもう一度、少々違うアングルのものを掲載します。 演…

お花にレストラン

演奏会後のことまでは頭が回らず、何も計画していませんでしたが、いざ終わってみるとお腹が空いた、ということで、共演のピアニストご夫妻とご一緒に、夜10時半を過ぎても入ることのできるレストランを探しました。 ベートーヴェンハウスの方から前もって何…

ご主人様を待っている

この黒光りのお犬様、銅像ではありません。本物のお犬様であります。 場所は、ボンの市立図書館の前です。ご主人様が出てくるのを待っているようです。「遅いなあ~、早く来てくれないかな~」、と役者のように表情豊かでした。 こういう立派な大型犬をドイ…