バラに実がついた!

イメージ 1いつからだったか、バラに実がついている。
 
今年咲いた沢山のバラの花のうち一輪を、花が終わっても切らずに残しておいたところ、気がつくと、このように上から赤い実の端が顔を見せている。花の「がく」だったところが緑の皮に包まれたまま、膨らんでいるのである。触ると硬い。
 
このワーグナーローズに実がつくのは、これが初めて。2008年に鉢植えにしてから足掛け5年になる。
 
早速、バラの育て方をいろいろ検索してみると、確かにバラの実のことは書いてある。以前にも読んで、実を楽しみたい場合には、咲き終わった花を切らずにそのままにしておくのだと知ってはいたが、何となく名残惜しくて残しておいた一輪に、こうして実がなるとは予想していなかったので、これまたサプライズ。このバラには私も何度も驚かされ、力づけられてきた。
 
ワーグナー生誕200年の今年、6月のリサイタルでワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集も歌ってひと段落した今日この頃、こうしてバラの実を鑑賞できるとは、ありがたいことだ。大好きな歌の道で、「疲れ」とは基本的に無縁だが、それでも、いろいろとひと段落して、その後の別なお仕事も済み、学校も夏休みになって、ホッと一息、身も心も休めたい、と思うとき、こんなバラの生命力に癒される。
 
本当に魔法のようなバラ。やはりワーグナーローズ、只者ではないようだ・・・ホヨ~トホ~~~~!