優雅なひととき@デパート

イメージ 1コンサート帰りに、半蔵門線三越前駅がちょうど乗り換え駅となった。あそこは乗り換え時に一度改札を出ると、30分以内なら、出歩けてしまうので、つい地上の日本橋の風景を眺めてみたくなり、上へ上がった。日本橋を脇目に、三越本店前に差し掛かると、出てきました、このお馴染みのライオン像!閉店後の静かな表玄関に佇むライオンです。涼しそうでした。
 
ライオンのそばにはギリシア風(ローマ風?)の柱も立ち、演奏会の余韻と共に、しばし、優雅な雰囲気に・・・。
 
以前、ドイツからハンガリー人のソプラノの先生が来日された折、三越本店のお車寄せでの制服姿のポーターの応対に、今時こんな所があるのね、と感激された、というお話や、私も同行した高島屋本店のエレベーターで、今や珍しいやはり制服姿で帽子に手袋をした美しいエレベーターガールに出くわされて、許可をもらって写真を撮っていらしたことなど、思い出がよぎりました。
 
そうなのです、日本のデパートは、日頃、高級品の展示会場のようで、気軽にお買い物、というわけにはいかない、少々庶民の足が遠のく場所ではありますが、何かその、古き良き時代の伝統と格式を守っている、歴史的遺産のようなものにも、なってきているのかもしれません。
 
私の懐かしいのは、お子様ランチとクリームソーダでしょうか・・・子供の頃の思い出です。