6月11日はリヒャルト・シュトラウスの誕生日

6月11日はリヒャルト・シュトラウスの誕生日でした。毎年、何がしかのそんな誕生日情報に改めて気がつくのが常ですが、今年は、6月12日のリサイタルのプログラム最終ブロックを固めていたのは、リヒャルト・シュトラウスの歌曲でした。その前日11日がシュトラウスのお誕生日であることは、偶然でしたが、少し前から気がついていました。6月は8日にロベルト・シューマン、11日にシュトラウス、と続きます。
 
12日では一日遅れ、と思いましたが、しかし、リヒャルト・シュトラウスはヨーロッパ時間で生まれたのですから、正確に言うと日本時間の12日朝7時までは、ヨーロッパはまだ11日だった、ということになります。(現在、夏時間なので時差は7時間です。)
 
というわけで、リヒャルト・シュトラウスの誕生日の余韻のうちに、私の12日の東京でのリサイタルも無事に終わりました。彼の音楽には、従来のドイツリートにはなかったセンスがあり、これは時代の反映でもあったでしょうし、彼の個性の反映でもあったでしょう。とても素敵な世界です。
 
またいつか・・・