Heilige Drei Koenige

ドイツでは12月25、26日のクリスマス第1、第2祝日を終えても、1月の6日ごろにある"Heilige Drei Koenige"(東方の三博士)の祝日までは、クリスマス休暇のように意識されています。クリスマス飾りもクリスマスツリーからイエスの誕生物語の人形飾りまですべてが、その日まで保持されます。

東方の三博士が星をたよりにイエスが生まれたところを訪ねます。この出来事をその祝日に再現するかのように、子供たちが3博士に扮装して、各家をまわって、お手製のケーキにあずかったりします。引率のような大人の人がカトリック教会特有の、もくもくと煙の出ているお香の入った金物をぶらさげて部屋にふりまくと、それに続いて扮装した子供たちが入ってきました。

最後にお賽銭のように(キリスト教では献金といいますが)皆が少しずつ(だと思いました)箱に志を入れると、一行は次の訪問先へと去っていきます。

こんな光景を私は大家さんのおばあちゃんと一緒に、近所のお家で楽しませてもらいました。これが終わると、クリスマス休暇もいよいよ終わり、新しい年の生活が滑り出します。

今年はどんな年になるのでしょうか。楽しみに私も日々、課題に誠心誠意、精進したいと思います。