ルートヴィヒ2世の幼少時代

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ノイシュヴァンシュタイン城を作ったバイエルン公国の王様ルートヴィヒ2世は、子供のころお父さんのお城で育った。黄色いお城だ。これがホーエンシュヴァンガウの街にあるので、ノイシュヴァンシュタイン城まで上る前に観光できる。写真の庭には白鳥の口から水が噴出す噴水の周りに薔薇がたくさん咲いていた。この庭もルートヴィヒ2世の遊び場だったのだ。

ノイシュヴァンシュタイン城は写真には写っていないが、写真正面の山の左の方に見えた。

ルートヴィヒ2世ノイシュヴァンシュタイン城ワーグナーのオペラ(楽劇)のシーンからアイディアを得た部屋をたくさん作った。ワーグナーに惚れ込んで彼を援助したが、ワーグナールートヴィヒ2世が対面したのは、そのときワーグナーが弾いたと言い伝えられているピアノも保存されている、この父の城でだけだった。ルートヴィヒ2世の情熱もむなしく、ワーグナー本人がノイシュヴァンシュタイン城を訪れたことは生涯一度もなかったという。

そのノイシュヴァンシュタイン城までは、ここから徒歩でもハイキングできるが、雨模様だったことと時間の節約のため、専用のミニバスに乗って山を登った。それでも最後は徒歩で多少坂を上った。秋の森の湿った空気は心地よかった。