2005-10-08から1日間の記事一覧

明かりの灯ったふもとの街

ノイシュヴァンシュタイン城の内部を見学して、徒歩で下界まで降りてくると、もう夕暮れ真近だった。写真は明かりの灯り始めたふもとのホーエンシュヴァンガウの街だ。どこかスイスの田舎街(いったことはないけれど)みたいだった。そういえばフュッセンか…

ルートヴィヒ2世の幼少時代

ノイシュヴァンシュタイン城を作ったバイエルン公国の王様ルートヴィヒ2世は、子供のころお父さんのお城で育った。黄色いお城だ。これがホーエンシュヴァンガウの街にあるので、ノイシュヴァンシュタイン城まで上る前に観光できる。写真の庭には白鳥の口から…

雨に煙るノイシュヴァンシュタイン城

フュッセンの駅からは観光バスのように大きなシャトルバスで、お城のふもとの街ホーエンシュヴァンガウまで移動する。バスを降り立つと、この写真のように観光用の馬車、その背後の山の中腹には、雨に煙ってノイシュヴァンシュタイン城の白いシルエットが見…

特別切符でノイシュヴァンシュタイン城へ

10月3日は東西ドイツの統一記念日としてまだ歴史の浅い祝日だ。 前日の夜、部屋でインターネットを見ていて、ドイツ鉄道の広告を見つけた。ドイツ統一記念日のこの日だけ、どこまで行っても日帰りで25ユーロという特別乗車券が使えるという。予約はインター…

日本画家、鈴木皐雲 (1900~1948) のこと

私の母方の祖父は日本画の画家で、雅号を鈴木皐雲(すずき・こううん)といった。気質の穏かな静かな人だったが、47歳のとき脳溢血で倒れ、その日のうちに亡くなったそうだ。だから私は祖父に会ったことがない。祖母の家には羽織袴姿の祖父の写真がいつも飾…