ぶどう畑の丘に咲く花

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今年の桜は早くに咲きました。何となく色がいつもより白っぽく見えるのは、まだ寒いので、気分のせいでしょうか。シュトゥットガルトの州立図書館(Landesbibliothek)の前には日本のソメイヨシノが2、3本あって、その下を通って一瞬のお花見を学校の行き帰りに楽しんだものでした。

ドイツでは復活祭前の3月下旬ごろになると、ブドウ畑の果樹の花が咲き始めて、街の市電から遠くに白く煙るように見えました。あまりの美しさに休日には裏山から上り口を探して、ブドウ畑の丘に登って花の近くまで行って写真を撮りました。あまりにもほんのりとした美しさなので、写真ではイメージが十分には再現できていないかもしれません。長い冬のあとに、生命の息吹が復活祭の時期にこうして花開くのを見るのはとても嬉しいものです。

今年は私は名所として知られるところでは、千鳥が淵と上野の桜を見ました。でも田舎で牛や河を背景に自然の中にある桜を静かに眺めるのもいいな、と思います。

このブログの次の更新は5月になる見込みです。皆様、それまで春を謳歌してお元気でお過ごし下さい。