蔵のまちからも山!

イメージ 1蔵のまちからもこうして遠くに青い山並みが垣間見える。松本はどこに居てもこうして通りの向こうに山の見える街だ。
 
これから何かお土産を探しながら、駅に向かう周遊バス「タウンスニーカー」を待つところ。
 
シンガーミシンのアンティークが店先にあり、ふと立ちどまった、市ノ瀬ミシン商会のおばちゃまとしばしトークののち、和菓子屋翁さんで、氷入りの一服茶のサービスを思いがけず有難くいただき、甘いものを控えている家族を思い、お菓子ではなくそば茶を買って店を出る。塗り物屋さんにあった、栓の木の漆塗りのこげ茶色のお皿も素敵だった。別な赤いお皿や、ミニ重箱、ケヤキその他、いろいろな木で作られたお箸が揃っていたのも興味深かった。これらは今回は眺めたのみで失礼させていただく。お店のご主人が電話に出てきたあとで、ご家族と、お子さんの学校の行事のことか何かを話しておられるのが聞こえてきて、蔵のまちでの現代の生活が垣間見えた。
 
たくさんのマイスターのいる蔵のまちは、どこかドイツの職人気質の気風に相通じる風情を持っているように思えた。これは音楽家の日々の生活にも当然、共通するもので、興味深かった。