2005-07-26から1日間の記事一覧

サン・スーシ庭園の回廊

ベルリン郊外のポツダムには有名なサン・スーシ宮殿があります。 10月の半ばから、バッハ公演の稽古のため思いがけず、未踏の地ベルリンに2週間滞在することができました。事務所の車に乗り合わせた4人は、何とドイツ人なのに皆ベルリンは初めてでした。ヴュ…

ニュルンベルクの煙

レストランの屋根からの煙の向こうには、ニュルンベルクのセバルドゥス教会。現代の人の食を営む煙と歴史的な教会の塔の組み合わせが、とても暖かな気持ちをもたらしてくれる。 この時、私はニュルンベルク近くの古い大学街エアランゲンで、バッハの「ヨハネ…

家庭菜園

これはドイツでシュレーバーガルテンと呼ばれる家庭菜園のようなものです。ドイツ各地に見られます。住まいとは離れた場所にこのような菜園地区があり、それぞれ小さな区画に区切られた中で野菜や果物を栽培したり、小屋を立て、ビールを飲んだり、バーベキ…

バッハのニコライ教会

ライプツィヒ時代のバッハは、毎日忙しくトーマス教会とこのニコライ教会を徒歩で歩き渡り、礼拝を掛け持ちして、オルガンを弾いたり、聖歌隊を指揮したり、とご多忙だったのです。 ニコライ教会は、現代では、東西ドイツ統一の引き金となった集会が開かれた…

ライプツィヒ、休日の午後に

バッハが活躍したライプツィヒのトーマス教会。メンデルスゾーンやシューマンをはじめ、この街の劇場で指揮者のアシスタントをしていたことのあるマーラーに至るまで、著名作曲家がこの教会の姿を眺めていたのかと思うと、感無量です。 教会前の噴水に遊ぶ子…

ライプツィヒのバッハにちなんで:マーラーの交響曲第2番「復活」とバッハ

マーラーは1886年から、なんとライプツィヒ市立歌劇場で首席指揮者ニキシュのアシスタント指揮者として2年間を過ごしています。この街で、マーラーは作曲家としても、ウェーバーの孫と知り合ったことを機に、ウェーバーのオペラ「3人のピント」を編曲し、188…

もちろんバッハさんです

ヨハン・セバスチャン・バッハさんでした。 ライプツィヒのトーマス教会脇の銅像です。撮影した1999年は、教会内のバッハのお墓のことで新発見があったとかで話題になっていました。 夏の日の涼やかな木陰にたたずむ、オルガンのパイプを背にした珍しい銅像…

これは誰でしょう

ある銅像を後ろから見た写真です。これはいったい誰でしょう? ヒント:この人が背中に背負っているのはオルガンのパイプです。